そういうわけで前回は「奥大日岳」まで到達しました。
上の写真でもわかるように見どころの多いルートでした。
今回はこの尾根道を「新室堂乗越(しんむろどうのっこし:ほぼ「峠」と同じ意味、山を反対側に乗り越える場所につく)」まで戻って、剣御前小屋を目指します(上のルート図でいうと「雷鳥沢」の文字を囲むループを上から時計回りに周る部分です)。
【新室堂乗越からのはるかなる道】
上の写真の右上の写真を見ればわかるように「はるかなる道!!」という趣きのあるルートです。
登りは緩やかで、本当にあの「見えている頂点(標高2700)」まで歩くことになります。
下りに使ったコースとタイムもほとんど変わらず、こちらは落石などの心配も少ないので剣御前小屋までの道にはこちらのルートのほうがオススメなのは前回もお話したとおりです。
【「午後は崩れる」セオリー通りの天気】
道的には難しいことはありません、景色も変わらず良いのですが午後ですから雲がドンドンと増えてきます。
「早立ち」は安全のためにも大事ですが、「快適」のためにも大事なのです。
時間は疲れもあって少し長く感じましたが、特に問題もなく剣御前小屋まで到達しています。
(ただし、7月くらいだとまだ残雪があるかもしれない-道に旗の目印アリ-ルートでした)
剣御前小屋からは残念ながら剣の全貌は見えず、その巨大な肩を見るに留まりました。
標高の高さと、風の強さに震えながら昼食を摂ります。
先月の燕岳からマイブームであるところ「塩むすびランチ(前回はガーリックライス)」なのですが今回は「鳥リゾット」を目指してみました。
国分の缶つま「鳥アヒージョ」1缶、「塩やきとり」1缶を具材兼調味料として入れ…缶詰の厄介者「オイル」や「スープ」も入れて…塩おむすび2個に水を調整して完成です(ちなみに本式のリゾットは米から炒め始め、水が足りなくなれば足せば良いという作り方なので、適当に調整してください)。
…が、「ソーセージも食べたい」「できれば温かいほうがいい」という意見に流されてそこにさらにソーセージと水を入れたので結果としては「洋風鶏雑炊、ソーセージのせ」というような食べ物になってしまいました。
…まあ、美味しかったから良いけどさ!!
後は秋風におされるように雷鳥沢へ降りて行きます。
【雷鳥沢への急坂】
剣御前から雷鳥沢へは「まっすぐ降りる」コースをとりました。
下りではなかなか快速なルートですが、人が多いので渋滞もあり、そうなると「人為落石」も怖いという感じです(ツアーが多いのか、昼を過ぎてもまだドンドンと上がってきます)。
天気は一進一退、曇ったり、戻ったりを繰り返しているうちに、一時間ほどで無事に雷鳥沢へと戻ることが出来ました。
この日は「雷鳥荘」へと泊まり!!
例によってビールと、今人気の冷凍枝豆で立山最後の夜は更けていきました。
今年は雨に祟られたシーズンでしたが、最後に良い天気が巡ってきて最高でした。
特に奥大日岳からは槍ヶ岳を中心とする北アルプスの主峰も一覧でき、驚き楽しい山行になりました。
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」、「20K自転車」、「野外生活」、「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!