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【体温調整を助ける】超初心者登山には「背中が涼しいザック」がおススメ

そういうわけで、昨日は「ユニクロ・g.u.でどんなものを買えば山にいけるのか?」という事を今までは「論理(原則)」だったり「断片」だったりでしか出来なかったのを「具体的に、まとめて」やれてよかったと思います。

【ウェアの買い方のまとめ】

結局は「肌着のスポーツシャツをg.u.で買う」インナー参照

「ただしユニクロ、g.u.ではロングスリーブの肌着が少なくて往生するので、これはアームガードか、長袖のシャツやジャージを買うことでカバー(日焼け止めでも可)」トップス参照

「アウターは雨具(これは山用品)、ユニクロでフリース、ダウンジャケット。ルームウェアの「マイクロフリースのパンツ」を入れておくと緊急時の防寒によい(下半身も、フリース・パンツ・雨具の3レイヤ作れるからです)」トップス参照

「ボトムは難しいけど、スタイル的に許せるならユニクロの「ドライストレッチパンツ」を、そうでなければそろそろg.u.ででてくるペナペナカーゴくらいかな?まあこれもダメなら残念ながら山の道具を買いましょう・・・。」ボトムズ参照 ・・・という感じでした。

→どれくらいそろえるか?「登山の持ち物リスト」はこちら

ユニクロの功績で大きかったのは国内における「機能性ウェア」の相場を確立したことだと思います。
ユニクロの功績で大きかったのは国内における「機能性ウェア」の相場を確立したことだと思います。

【ウェアは体温を調整するために選ぶ】

で、ウェアを何のために選んでいるかというと、これは「体の表面の温度を一定にするため」なわけです。

一般的に「服装を選ぶ」場合は『寒』あるいは『暖』に備えるために服装を用意するのですが。

登山の場合は『停滞中の寒』と『行動中の暖』に同時に備える必要があることです。

水分を抱え込まない、乾きやすい素材の肌着を選ぶことはなんと、この「寒」「暖」どちらにとってもメリットが多いことなのです。

「寒」に対して・・・そもそも気温が低い場合は汗はかきにくい、なので「速乾性」は発揮されることは少ない。しかし「速乾性」のための生地の織り方は「空気」を多く含むため、その空気を外界から遮断(上着を着る)するとより高い保温力が期待できる(→断熱は空気がするも参照)。もちろん何らかのトラブルで「濡れ」が発生した場合もこれを速やかに乾燥できるので「気温から体への」ダメージ(ストレス)を小さくすることが出来る。

「暖」に対して・・・体の表面を「速乾性素材」で覆い、より速やかに乾かすことは「汗」の役割が「気化熱で体温を下げる」事を助ける。汗は「乾いた」時に気化熱で体温を下げるので、汗がズブズブになっているということは簡単に言えば「オーバーヒート気味=もっと体温を下げたいからどんどん汗をかくが、気化する速度が追いついていない」状態。速乾ウェアは素材の「メッシュ」が汗を吸い上げて空気に接する面積を増やしより早く乾きより温度を下げる、言うならばエンジンやCPUのヒートシンクなどのように体表面をデコボコにして冷却効率を上げるようなもの。速やかに体温が下がると体は体温調整(大汗)をやめることができる、「気温から体への」ダメージは小さくなる。

【体温調整を自然にするためには『背中が涼しいザック』がおススメ】

前置きが長くなりました。

今日の本題になります『体温調整を容易にするために』初心者には『背抜きのザック』がおススメです。

直感的にはベテランともなると背中の汗腺も少なくなるようですが、一般の人には体の表面積の18%を占める背中が体温調整に使えなくなるのはかなりインパクトが大きいのです。

【全背面メッシュベンチレーションの元祖】ドイター様のホームページから!!

「ジーンズなどの硬いズボンのツッパリ」や「体温調整」という程度のストレス(ロス)があなたを「バテバテ」にしているのです!! ・・・・・・と言われてもにわかには信用できないと思われると思いますがこれを一度改善してみてください、少なくとも景色を見る余裕ぐらいは生まれます。

サイズや価格でお選びください(各商品から飛ぶと同じシリーズ(背面メッシュの商品のサイズ違い)が下の「おススメ商品」で出てくると思います)、ただし複雑な機構ですからある程度信頼性のあるメーカーを選ぶ事をおススメしますが。

ザックとしては35L以上あれば日常使いにやや余裕が、45Lあれば小屋泊りなら縦走にも使えます(装備にもよりますけど……まあ快適さよりも質実を求めるならモンベルのザックか、値段にこだわるなら中華ザックでも悪くないものは出ていますのでおすすめします)

オスプレー / グレゴリー / ドイター

【ザックまでは買えない?なら追加マット?DIY?】

とはいえ「もうザック買っちゃったよ!!」とかそういう方もおられるでしょう。

そういう場合はこんな商品も存在します。

効果や使い勝手はやや劣りますが、使いまわしも効くので悪くありません。

【MINERVA】 Lと肩ヒモ用のマット、5mmほどのスペースが出来る、1年以上毎日使ってもヘタリが無い。

あとは、『根性で作る』という方法もあります。

昔はたまに見ましたが「ビーズのマット」を背中に挟めばほぼ同じ効果が得られるはずです。

今は『自動車用品(シートカバー)』としてがポピュラー

ビーズをテグスか何かで編めばOK!!
テグスの基本的な扱い(ちなみにテグスは釣具屋かホームセンターで)

・・・まあ僕ならおとなしくマットを買いますが、手芸が趣味ならば!!


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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