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【雑記】超初心者向け投資の基礎知識~インフレ=預金(貨幣)価値が下がる状況での基本戦術「DCA」「RCA」も紹介。

※本ポストは一般的な知識・情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。最後の投資判断はご自身で行ってください!!

そういうわけで、ついに日本も定常的なインフレ状態という「普通の状況」に立ち戻りつつあります。

説明を始めて早5年、思ったよりも遅かったですが、一度ドライブがかかると猛烈に進んでいますね~。

「インフレ=預金(貨幣)価値が下がる状況」では投資は必須

今までデフレ経済では「貯金(貨幣)」が鉄板……のように感じれたと思いますが、今のようにインフレになると、貨幣価値は下がりつづけます。

過去の解説の通り「インフレ=貨幣価値の低下」ですから、「それ以外すべてのものが価値が上がっていく状況」になるわけです。

超初心者向け投資の基礎知識

……というわけで今後は貯金箱の中身を「貨幣」に置くと損をする状況になりますから、所有するものは「企業(労働)」などの「権利証」……

……つまり「株」などにするとよいということになります。
※「金」や「不動産」などでも良いのですが、保管/管理が面倒だったりするので一般人にはあまり向かないと思います、「どうしても」というなら金なら「ゴールド」ナントカ、不動産なら「REIT(リート)」ナントカと名前のついたETFもあります。

「複数の株」をセットにした「ETF」がリスクを下げる「分散」に高い効果があるので安心です。

※ETF(上場投資信託)は投資信託とほぼ同じものですが(上場の有無)、ETFのほうが売買がリアルタイムにできて、手数料も安いので良いことが多いです(管理手数料が同じならまあどちらでも良いですが、このポストでは「ETF」として話を進めます)

代表的なETFの種類「オルカン」「日本」「アメリカ」

普通の人が検討するのは以下の3-4のETFだけで大丈夫です(変わった商品はリスクと手数料は高くなりますが、ほとんどメリットはでません)。

「ETF」は例えば「全世界の株」とか「日本の株」とか「アメリカの株」「米国のイケてそうな株」とかをセットにしたもので、一般的なETFは非常に安価に(売買手数料は基本ゼロ、年間管理手数料も0.1~0.2%前後)購入することができます。

一番手堅いのは「全世界の株(オルカン/オールカントリー)」ですが、世界で一番大きいアメリカ株がかなりの比率を占めているので、アメリカ株のETFと似通った動きをします(将来、このあたりのバランスが変わっても、オルカンだと勝手に経済規模に合わせてリバランスされます)。

日本の株(TOPIXが手堅いと思います)」は日本の経済政策がまた失敗すると怖いですが、この30年分で国内投資の必要性は「蓄積されている(→下水崩壊などがニュースになっている)」のでうまく行けば一気に巻き戻る可能性もあります(その視点で見れば今の水準は「通過点」です)。

日本の政治に期待できる(絶望せずにすむ)と思うか?が大きな判断の基準になりますが、まあ日本人で働いている人は「円を常に受け取る労働」という形で人生を投資している人がほとんどだと思いますので、バランス的には「全世界」また「アメリカの株」に投資するのが妥当だと思います……残念ですが!!

アメリカの株(S&P)」はだいたい全のアメリカ株のセット、「アメリカのイケてそうな株」は紹介の通り「ナスダックの上位銘柄のみ」のセットです、絞り込むほど「トッドコムバブル」「AIショック」みたいなもので株価が乱高下するようになります。

個別株は危険、「分散」されるETFの危険性は低い

「株は危険」というのはおおむね正しい認識です。

一つの企業の株は「優良に見えても実はヤバい企業」というのもあるので(最近であればNidecの会計不正(長期にわたる劇ツメ粉飾決算)が衝撃を生みました)

……なので、素人は「ETF(セット)で大まかに好きな分野に投資する」のが妥当です。

株は危険でも「経済全体(企業のセット)」はおおむね安全と評価することができます。

ただしETFは分散されていますから「いきなり価格が2倍3倍」になったりは普通しません(小さな企業の株を持っていればそういう事はありますが、逆に「いきなり価格が1/2、1/3」という可能性もあります……普通の人はETFにしましょう)。

上のように株価は「戦争」「経済危機」などでダメージは受けますが、「国全体の株」などでは最終的には数年以内に価格が戻ってきます※

※「世界が滅亡するような戦争」が起きたら?……資産として価値があるのはシェルターくらいになるでしょう、もちろん余力があれば投資してください、地下シェルターで二週間過ごせるように環境を作れば爆心地でも生存する確率が生まれます……普通の人は気にしなくて大丈夫!!でしょ?

プロにはできない「長期投資」を選択する

で、重要なのは「長期投資」を実施することです。

上のチャートを見てもらったらわかるように、「株価は大まかに右肩上がり」で戦争や大事件でも「少しクボミになる程度」に収まります。

(過去に述べているように「近代経済学」は1929年の「世界恐慌」のような数十年単位の不況を過去のものにしました、経済史で最も悲惨なショックだったリーマンショックでさえ数年で株価/GDP共に戻しています→……日本だけは「失われた30年」となってしまったのは日本が「近代経済学」を無視し続けたからです)

みなさんがイメージするような「投資のプロ」は「四半期ごと」に成績を評価されてしまうので、この長期投資のメリットを受けることができません。

アマチュアは何年持っていてもいいので、ETFのような「セット=基本的には潰れない」を長期で株を持つことは「プロにはできない優れた戦略」選ぶことになります。

ドルコスト平均法(DCA)と投資ルール

難しいのが投資の(ETFを買う)タイミングです。

上がりすぎていると買いにくいし損をしてしまう可能性もあります(最悪の例でいえば、大恐慌前夜に全額を投資したら「長期では戻ってくる」とはいっても20年は株価が戻ってきません)。

で、これを解決するのが「ドルコスト平均法」です、まあ、単純に要約すると「100万円持っていたら、毎月5万円づつ買いましょう」ということです(実際は「ドル建て(例えば5万円なら350ドルとか)」で考えますが円は比較的安定しているので単に「コスト平均法」で大丈夫です)。

分散投資「銘柄も分散(ETFのセットで自動的に分散)、期間も分散」というのが賢いやり方です。

ドルコスト平均法の修正「コスト平均法R(CAR)」

コスト平均法の修正として以下のような「暴落」タイミングで買いを増やすことも考えることができます。

下落幅(直近高値→安値)長期的な発生頻度年平均に直すと感覚
5%以上約半年に1回約2.0回/年普通
10%以上約18か月に1回約0.67回/年かなり普通
15%以上約3年に1回約0.33回/年数年に1回
20%以上約6年に1回約0.17回/年本格的な弱気相場

上の表は単に歴史的な統計からとったものです、結構暴落しますよね。
(まあなので上の表は「常識」として目を通しておきましょう)

まあなので、以下のような「コスト平均法R(CAR)」で投資するとよいリターンが出る可能性が高まります(まあ、未来のことはわからないのであくまでも「考え方」を見てください)。

高値からの下落発生頻度の目安通常積立を1.0とした購入額その後の調整
(年間総額は同じ)
通常時1.0倍なし
-5%到達約半年に1回2.0倍次の2か月を0.5倍
-10%到達約1~1.5年に1回3.0倍次の4か月を0.5倍
-15%到達約3年に1回4.0倍次の6か月を0.5倍
-20%到達約5~6年に1回5.0倍次の8か月を0.5倍

余力資金があれば暴落後混乱があれば続けて1~2倍程度で買ってもいいかな?と思いますね。

①ちなみに「DCAは必ず月末に買う」上の「CAR」では「その月に暴落したらその日に買う、さらに暴落したら差額を追加する(-5%→-10%倍率差額を入れる=2倍と3倍なので+1月分買う)→暴落等なければ月末に買う」

②次の月からは払いすぎた分を減らして金額を同じにする。

→上の「ルール」でこの10年のテストをしてもらったところ年間で6.5%(年率は+0.4%)くらいはリターンが良くなるそうです。

株価の下落率はニュースでもわかるでしょうし、国内国外の専門サイトでも一覧で見ることができます。

ちなみに暴落の予想をすることはできませんが(人類の想定外の事態なので20%も下がる)、一般によく言われるのは「靴磨きの少年の逸話」で

ポートフォリオ管理(上がったETFから下がっているETFへ)

最後によく言われる「資産管理」について補足します。
面倒なら「全世界の株」一本に投資すれば良いと思います(この項目は無視してください)。

「ポートフォリオ」とはファイルケースのことで、昔のヨーロッパの金持ちが自分の持っている資産の目録を入れていたことから「資産の目録」を意味します。

「ポートフォリオ管理」というと、大体はこの資産の管理、分散管理のことを意味します。

例えば「日本の株」だけでは怖いが、ゼロにはしたくないなら、「アメリカの株」や「アメリカのイケてそうな株」のETFで1/3ずつ買い進めます。

半年に一回くらい資産の金額を見て、「儲かっているETF(売り)」から「儲かっていないETF(売った分を買う)」へと資産を動かします。

これを「リバランス」と呼んだりします。

「大きく伸びた分野」はその後ペースが落ちるかもしれませんし、「出遅れている分野」は巻き戻す可能性もありますので、資産全体を安定的に伸ばす可能性が高まります。

このように「資産」を全体として管理するのがポートフォリオ管理です。
(……ここでは扱いませんが、国債のような債権や、金のようなコモディティを扱うETFなどを含めればよりプロっぽいポートフォリオになりますが、普通の人はそこまでやる必要がなさそうなことは……AIあたりに長期での商品価格の値動きなどを聞いてみればわかると思います、あなたがプロならこんなポストを気にする事はないでしょう)

NISAは使っておこう/証券担保ローンも知っておこう

株式投資をする上では「最大の手数料」は利益に20%かかる税金です。

これが「非課税になる」NISAは優れた制度です(どこかで改悪されるかもしれませんが、少なくともそこに行くまでに予告はあると思うので、その場合は「資金を一般の口座に移し替える」などの手がとれるでしょう)。

iDECOなどのDC(確定拠出型年金)はさらに所得税も下げてくれる効果もあるので「資金に余裕があれば」使っていくのが良いと思います(が、60歳まで引き出せないというレギュレーションは結構困るので僕はiDecoはやっていません)

種類と特徴NISA企業型DC(401k)iDeCo(個人DC)
概要投資の非課税制度会社版の確定拠出年金個人版の確定拠出年金
上限年360万円・総枠1,800万円現在 原則月5.5万円 → ※2026/12~月6.2万円枠-右の個人DCと同じ枠に現在 月2~2.3万円等 → ※2026/12~合計月6.2万円企業DCと枠を共有
税制運用益が非課税掛金・運用益に税優遇掛金が所得控除+運用益非課税
引出しいつでも可原則60歳以降原則60歳以降
併用・特徴DC・iDeCoと別枠で併用可iDeCoと併用可・主に会社負担DCと併用可・節税効果大

証券担保ローンで「現金化せずに必要な現金を得る」

さて、これらの非課税口座のETF/株ではできませんが、「利益を現金化するときに大きく金がかかる」のも回避する方法があります、それが「証券担保ローン」です。

なのでNISAが改悪される状況などが来そうなら「NISA口座のETFを非課税のタイミングで売却して、課税口座で買いなおす」というような方法をとれば良いでしょう(このあたりの金利の計算はAI得意分野、最適な返済計画を表にしてもらいましょう→表にしておけばエクセルなどで間違いがないか検証する方法も聞くことができます)。

サービス現在の金利(年率)借入額担保掛目コメント
楽天銀行 × 楽天証券2.125~4.125%1万円~60%1,000万円超なら2.125%。9/1から2.375~4.375%へ上昇予定 (楽天証券)
SBI証券 × 日証金3.0~5.0%30万円~5億円原則60%借入残高が大きいほど優遇。SBI証券の株をそのまま担保にできる (Jsfnet)
野村信託銀行 × 野村證券2.40%10万円~5億円株等50%、投信等60%一律2.40%でかなり強い。外国株・外国ETF・投信も対象範囲が広い (野村信託銀行)

証券会社はネット証券一択「手数料を甘く見ない」

そういういわけで、この「安全なセット(ETF)」を「ルールに基づいて(DCAでもCARでも)」「できるだけ安い手数料のものを買う」というのが重要になります。

ちなみに、証券会社は利用者が売買などを通じて「サービスを利用する」と儲かる仕掛けなので、彼らのアプローチは基本的には利用者の利益にはなりませんからひとまず証券会社はネット証券で問題ありません。

(あなたの資産が非常に大きくなり「証券担保ローン」などが必要になったらの金利などを踏まえて口座を作って資金を動かせばいいのです)

「変わった商品」「無駄な取引」そして「立派な建物を持っている証券会社」は基本的には手数料(売買と管理手数料)が高くつくのでやめておきましょう。

最後は宣伝になってしまいますが僕が知っている証券会社を下に示しておきます……最近あんまり見てないのでもっと良いところがあれば教えてください(笑)

【おすすめ.1】ポイント大好き 楽天証券

楽天証券は、使いやすさと楽天グループとの連携が最大の強み……楽天ポイ活と連携→ポイントでETFも買える。

国内株は「ゼロコース」で売買手数料無料。NISAでは国内株だけでなく、米国株・海外ETF・投資信託も取引手数料無料

【おすすめ.2】多分国内最強 SBI証券

日本株、米国株、投信、債券、IPO、単元未満株など商品ラインナップ全体が広い

サービスも安価で国内株式は条件を満たせば売買手数料0円で、S株(単元未満株)も対象。さらに米ドル/円のリアルタイム為替手数料も条件付きで0円

【おすすめ.3】投資信託の長期所有に強い 松井証券

「シンプルな料金体系」と「投資信託を長期保有する人への還元」が強い

1日の約定(購入契約の成立)代金合計50万円まで手数料0円。NISAは全部無料

投信残高で年間1%分ポイント還元
※松井でやるならETFではなく投資信託の手数料の安いものを選んでください「eMAXIS Slim 全世界株式」「eMAXIS Slim S&P500」とかですね。

 

……上の3社は申し込みプロセスもこなれていますから自分でやれますし、万一経営がコケても証券会社のビジネスは他社が買い取って継続するでしょう。

そして、証券会社さんから見れば皆さんが「口座を開く/開かない」は重要な「経営指標の一角」ですからどのサポート窓口も懇切丁寧に対応してくれますよ!!

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