そういうわけで、この週末は雲ノ平への縦走をやってきたわけですが、まだダメージが大きい(歩きやすい道がほぼないところもさすが秘境!!)のでちゃんとしたものはまだかけ無さそうなのでひとまず「教訓」を共有したいと思います。
教訓①小型のスノーチェーンは使えた
軽い方から「安物スノーチェーンもとりあえずは使える」先日紹介した安物スノーチェーンもとりあえず使えました、ただ足の「前のほうだけ」スパイクがつくので、真ん中に着くアイゼンよりも疲れるかもしれません。
実物写真
教訓②三俣蓮華岳の巻道で道迷いしそうになった「○は人間が書いたとは限らない(人間が書いていても安心できない事もある)」
今回の山行は「ほとんど雨雲の中」という悲惨な状態だったのですが、その状態で三俣蓮華岳の巻道(我々は何も見えない時にわざわざピークハントなどしない!!)を進んでいくと、中央の尾根を越えたあたりに雪渓がありここで、道迷いしそうになりました。
ここの雪渓で特に雪面上にも「赤」もなかったので、上のほうに向かってしまい一瞬ルートから外れてしまいました。
途中に何か所か見えづらい「白の線」や「○」を見かけていたのも原因でした。
現物は写真を撮っている状態ではなかったので別の岩についていたものですが、以下のようなもので、真ん中は黒く抜けたものです。
おそらくコケか何かの跡なのですが、たまーに今回のように真ん中は色が残らず「○」になっているケースがあります。
崖下の雪渓には赤が無い状態で、つい歩きやすい「上」に……
……ですが、戻ってきて下のほうをジーと見るとよく見ると赤のようなものが。
崖際がの下のほうがより道らしく見えなかったので「歩きやすいかった」上に向かってしまったのでした。
今回、雪渓上のルートを「道からまっすぐに」作らなかったのは雪渓の下にスキマがあり、「危険」だと判断したからなのかもしれません。
また天気が良ければ対岸に道があるのは「明らか」だったような気もしますのでそこも混乱の原因でした。
……雪渓はさほど幅は無かったですが、斜度も急で凍結していたので、上で紹介したスノーチェーンの効果も確認できました。
人間が書いた○もたまには注意
ちなみにですが、人間が書いた○や→も必ずしも安心とかぎりません。
これは、黒部の源流から雲ノ平に上がる道ですが、道がこの数年の雨で大きく崩れているようで、○も→もガタガタになっていました(今年の雨もすごかったですし……)。
めったにないことですが、こういうケースでも○や→は信頼できません。
……まあ、北アルプスのようなメジャールートなら大丈夫です、超初心者はメジャールートを!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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