と、いうわけでアクションカメラ XiaoYiで機械の「隠し設定」がいじれるスクリプトのテストをしてみました。
僕が使ったのはこちらで配布されているスクリプトで、「ファームウェア1.2.0対応」となっていましたが、現行のファーム「1.2.12」でも正常に動作しました。(→ファームのアップデートについてはこちら)
ノイズリダクションを弱める(画像をシャープにする)という意味ではこのスクリプトを(すいませんが要解凍「autoexec.ash」というファイル名にして置いてください)、MicroSDの「初めの場所(ルート)」に入れてカメラの電源を入れると「ピー」という音と共に読み込むので終了!!という形になります。
元通りに強めたければこのスクリプトファイルをMicroSDから削除して再起動してください。
【ちなみにタイムラプスの撮影間隔は電池の持ちにほとんど影響なし】
えーと書く場所が無いのでここで書いておきますが、タイムラプスのタイミング(5秒間隔か10秒間隔か)ではほとんどバッテリーの持ちに影響しませんでした。
これは結局「ピント調整、露光調整」のために撮影する瞬間以外もカメラが生きているためのような気がします。
間隔は「バッテリーの持ち」には現状ほとんど貢献しませんので(ファームアップで何か機能が改善する可能性はあります)現状は「容量」だけ考えて設定すれば良いでしょう。
【ファームウェア・スクリプト】
ファームウェア・スクリプトについて少し書いておきます。
ファームとは…今となってはちょっと曖昧なのですが、「カメラ」などの「機械」の一部の機能を代替するソフトウェアの事です。
例えば昔のカメラなら設定変更は「ハードウェア」ダイヤルやボタンでしていたところを現在「ファームウェア」が用意した画面をいじると、ソフト的にあるいはハード的にその機能が「有効」になります。
(そういう意味ではiOS/Andoroidなんかも十分「ファームウェア的」です、OSがいる場合更に「ハードとOSの間に挟まるソフトウェア」をファームウェアと呼びますが)。
スクリプトはこの「ファームウェア」では「設定メニュー」が用意されていない項目をいじるのに使う「設定ファイル(あるいはミニプログラム)」です。
メーカー的には「ハードとしては」機能があっても「検証しきれていない」あるいは「販売価格のバランスを取る」目的でこれらの機能を公開しない(設定メニューを作らない)事があります。
ファームの作り変えは言うならば「OSやプログラムを作る」事なので、難度も高く危険度も高い事が多いです。
その点で言うなら「スクリプト」は「設定変更」ですからリスクは低いといえます(まあとはいえ、パソコンでも「重要なファイルを削除」したら動かなくなるわけで、リスクが無いワケではありませんが)。
今回提供されていたスクリプトの中身は以下のような感じです。慎重な方は各コマンドの意味を調べてみても良いでしょう。
【読み込み時にブザーを鳴らし、ノイズリダクションを1300に変更するスクリプト】
#Xiaomi Yi ファーム1.2.0用スクリプト 起動するとブザーを鳴らす
#ブザー音量は1-150で設定可能
t pwm 1 set_level 30
t pwm 1 enable
sleep 2
t pwm 1 disable
#ノイズリダクションの設定 1-5000の範囲くらいで設定可能。デフォルトは3000くらい?1000前後が適当と思われる。
t ia2 -adj tidx -1 1300 -1
#end
調べるならGoogleで!! …ただし英語のサイトばっかりですけどね。
こういうもろもろの細かな「仕事」をしてくれているのがメジャーメーカーの製品。
時給換算して高いと思うか、安いと思うかは……「あなた次第!」
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