ネパールの大震災初動の早さが際立っていたので「安心感」が生まれてしまったのか、『寄付金が集まらず救援計画が危機的状況』との報道が先月ありました。
なのでここでもうひと押ししておこうと思います。
もうすぐ当地では「雨季」に入ります。
ネパール山間部で地滑り、土石流警戒で住民数千人が避難(AFP)
インフラの制約があるので限度はありますが、逆にこのタイミングでの「金が切れて対応が鈍る」というのは恐ろしい事です(僕達がふとした時にコンビニでチョコチョコと無駄遣いするお金でテントが一つ立ちます)。
【ネパール支援-国連系】
国連ではUNHCR(難民支援)とWFP(食糧支援)が共同して支援しています。
官僚主義だとか効率よくないとか色々批判はありますが、ネパールには江頭でも行けませんのでここは託すしかありません。
大規模な支援をこういう混乱した地域に届けられるのは国連くらいのものです。
【モンベル-ネパール義援隊】
モンベルの強みはなんといっても「現地に拠点がある」事です。
日本の誇る世界のアウトドアブランドでもありますが業界を横断して支援を続ける義援隊は東日本大震災でも息の長い活動をしていました。
規模は小さくなりますが「効率的」な投資が可能なネットワーク(普段からの付き合い)があると期待できます。
【認定NPO PEAK AID(野口健公式)】
「ヒマラヤ山脈を登山中に被災して、村まで戻ったら村の建物がなくなっていました」という衝撃的なレポートからスタートしたのですが現在「ネパール大震災基金」を立ち上げて活動を開始しています。
滞在していた村の近辺の村を中心に大型テントを寄付し、これはなんとか雨期前に到着するとのことでした。
野口健さん(ボーイスカウトの偉人の一人でもあります)は25日、つまり今日帰国して今後は国内での募金活動に力を入れられるようです。
【寄付先まとめ】
もちろん他にも様々な団体がありますが、遠隔地ということもあり独自のパスがある団体以外は余り役に立たないと思われましたのでこの3つに絞ります。
まずは大規模な所を支えるという点ではやはり国連
小規模で小回りの効く、あるいは高効率な援助という意味では現場感のあるモンベルや野口健公式が良いのでは無いかと思います。
モンベル「アウトドア義援隊」と野口健公式ホームページ(PEAK AID)
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