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【祖母へのプレゼント企画】「石山=大津ポタリング+ランチツアー」【時速4km 5.2km】

そういうわけで理想の計画へ向けた第一歩として企画された大津旅行ですが好天(でも強風)に恵まれて何とか終えることが出来ました。

【期待と不安】正直かなり不安でした。

【期待と不安】正直かなり不安でした。

一応今後は二ヶ月に一回程度実施するという同意を作れたので、継続していけそうです。
やっぱり嫌な事よりは楽しんでやれるほうが良かったので、いい感じで合意に至ったのは喜ばしく思っています。

 

【石山=大津コースの概要「多輪車を使うルートの選択」】

コース選定の基準は何度も書きましたが、とにかく「アップダウンが少ない」そして「平らな面が広い」ということです。

 

石山から大津のルートはその点非常に良いルートなのですが、なぜか浜大津のあたり(大津の中心地)に寄っていくと道の粗いところがあります(こちらのほうが古くから整備された公園なのでしょう)。

【大津プリンスホテル】真ん中に立っているビルが大津プリンスホテル、そこまではほぼ問題がない。

一つ目の区切りは大津プリンスホテルです、ここまではほぼフラットで、広めの道になっていますがここからは「盛り上がった橋」などがあり歩行用のシルバーカーでも難渋するかもしれません。

 

【なぎさ公園打出の森】シーサイドレストランのような界隈

二つ目の区切りは休憩した(レストランが4軒あります)『なぎさ公園打出の森』で、ここからは道も橋も細くなり木の影響で路面に「凸」があったり、道のサイドが切れていたりでちょっと危険です。

 

ルート的にわからなくなりそうなのは一箇所、「近江大橋」を超えるところです。

【トンネルをくぐる】近江大橋は下をくぐる。

【石川側からは】見所の一つ膳所城跡(公園)のすぐ横。橋に進む坂には登らず、この「漁港」の真横を進む。

【大津側】トンネルへの入り口はこんな感じ(写真は右にトンネル)

橋には登らず、『橋の横』の漁港の道を進んでいけばトンネルがあります。

 

【多輪自転車の欠点と利点】

ルート選定、特に「路面の平らさ」にこだわっているのは多輪車の欠点と関係があります。

良くある「端が落ち込んでいる道路」では多輪自転車は二輪車よりもさらに『引き込まれ』てしまいがちです。

「横幅がある」ため、右と左の高さが違うと「車体は低いほうに落ちてしまう」のです。

【二輪車と多輪車の違い】多輪車は傾斜に弱い。

 

この程度の『下り』ですが・・・・・・僕たちならきちんと(無意識に)ブレーキを引いて速度調整をしているので危険を感じることさえありません。

 

しかし、「ブレーキを引く」という行為は高齢者においては『習慣が無い(止まる時は足をついている)』という事もありますし、実際『握力が低く』『指先を緊急時に速やかにコントロールする』というアクション自体がが難しいというふうにも見えます。

とにかく「ちょっとした下り」が命取りになりかねません(その先にミゾなどがあると実際に横転してしまいます)。

 

この面では二輪車のほうが強く、上の図でも示したとおり二輪車のほうが、路面のうねりの影響は受け難いと言えます。

 

ただし、二輪車は基本的に『自立』しませんから、長時間の走行で疲労するとそもそもの『態勢保持』が出来なくなる可能性もあります。

また、態勢安定にもエネルギーを使うので「疲労度が高い」というのも見逃せない点です。

(二輪車と比較すると摩擦が大きいはずの、三輪、四輪のリカンベントのほうが効率が実は良いのです-リンク先の記事の「エコマラソン」のパートをご覧ください。)

 

【リカンベント】”寝転がる”自転車、ここまで低いと「転倒」はありえないが、視線の低さをどう捉えるかだ。

「長時間の走行で疲労度が抑えられ」「使ったエネルギーを前進する力に効率よく変える(=爽快)」という二つのメリットを強く認識して多輪車を採用していますので「ルートの平坦さ」は非常に重要な要素になります。

 

戦術の要訣とは「自らの利点を活かし、欠点を『無効にする』方法を練る事」です!!

クークルにはM(左)とS(右)がある、Mのほうが「早歩き」、Sは「歩く程度」の速度になるように設計(ギヤ比とタイヤのサイズで決まる)されている。

 

【可能性を感じる結果-多輪車での高齢者ポタリング】

結果は速報でもお伝えしましたが「5km」を「平均時速4km」程度での走行が可能になりました。

今回は、クークルMという「シルバーサイクル」を選択しましたがいろいろな意味で「ちょうど良かった」ように思います。

 

スピードが出ない自転車ですがそれでも歩くのに比べればスイスイで、かつ『ブレーキは十分にかけられる』性能があるからです(Trikeとは違い前後輪が「ディスクブレーキ」であることはかなり大きなメリットです)。

【トンネルを越えたら虹が見えた】中央の雲に虹が見える。夕立かもしれない。

部分的には補助しましたが(小さな橋についている「登り」と「下り」では『押し』たり、『加速を抑えるために引い』たりしています、このときこの自転車(クークル)の背もたれの上部にある「ハンドル(パイプ部)」が非常に役に立ちました)。

自力で1時間超の散策が楽しめたのですから十分な『可能性』は感じることが出来ました。

 

【お祖母ちゃんとのサイクリングでの課題】

【花火のような情景】部屋からは美しく花火のような「(淡)海上ショー」が見られた。

機材について(出来る出来ないはともかくまとめておきます)

-ブレーキの操作系は見直す必要が有る(離すとブレーキ、前転を防ぐためABS的な機能)

-自動ブレーキが必要(前傾時は自動で減速、後傾時は「下がらない」)

-むしろリカンベントのような自転車のほうが良い(立って乗るほうがなじみがあるが、寝転がっているほうが当然安定する)

 

ルートについて

-更なる「フラット」ルート開拓が難点、リカンベントショップなどに問い合わせをすればわかる?

 

 


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