そういうわけで、登山の装備は「360度モレのない配備」が第一です。
「一点豪華主義」じゃダメ!!
そしてこの装備を「衣食住」に「情報(決断には必要!!)」を加えた「4つのメイン分野」「+1」のフレームワークにしてみました。
こういうフレームワークは「ごく普通のことを改めて言う!!」という意味しかありません。
ではなぜこういう「図解」をわざわざ書くのか?ですが、それは人間は『忘れちゃう』からです。
『4+1』というようにまとめる事で「覚えやすくなる・共通認識を持ちやすい」というメリットがあります。
ビジネスの世界でもこういう「どうみても当たり前の四角形のフレームワーク」が意外な高値で取引されていたりします・・・・・・もちろん今回は無料です!!
【情報:決定をする材料を得る】
情報は非常に重要です!!!
なんせ、「まったく情報が無ければ」どこの山に行くかも決められないでしょう?
そう、始まりは「一枚の写真」かもしれませんが情報が『行くべき道を指し示し』ます。
最低限、WEBなどでそのルートの歩いた記録、山域の地図(まあ5万か2万5千分の一)、そしてコンパスは持ちましょう。
ガイドブックなどの資料調査を(WEBもそうですが、二つの情報源で確認したほうが良いです、山域の難易度は天候で激変します)と、皆さん携帯電話は持っていると思いますが、携帯電話の利用に習熟すればかなり大きな助けになります。
リアルタイムに雨の状況を知る事だってできますし、GPSが内蔵されていれば自分の居場所を正確に知ることも出来るかもしれません。
情報機器としては腕時計もあります、登山用の腕時計はざっくり言って「防水」機能は必須として「高度計」機能の有無がポイントになるでしょう。あとは冬山なら『温度計(と氷点下でも壊れないタフさ)』は必須、GPSは好みでしょう(まあ、初心者的には読図の助けになる「高度計」を付けるかどうかぐらいが判断ポイントでしょう)。
『情報についての技能』
天候に対する知識や最低限の山域活動への知識があればもちろん大きな助けになります(まあインターネットでの情報検索や携帯電話の活用も技術ですが)。川を下っていって、滝があると引き返すしかないからダメだと知っていれば何時間も歩いてその川に「人間に飛び降りれない滝があるかどうか」調査に行くことが基本的には無駄であることがわかるでしょう・・・下りていって「降りれない滝」があったらそれは「下山」ではなくて「調査だった」って事になってしまうのですから。
【衣:暑さ寒さを防ぐ人間の『毛皮』】
基本的なレイヤリング(下着=ミッドウェア=アウター(外皮))と雨対策(雨具)、日射対策(帽子・日焼け止め、アームガード)などです。
予備は下着だけで良いでしょう。
そして、ウェアの修理の配慮もしましょう。
また、登山では「全てを持ち歩く」必要がありますが、そのための「ザック」や「パッキング(+防水・小分け)」についても考える必要があります。
『衣についての技術』
衣についての技術ははっきり言って「何日着替えないですむか?(根性?)」と「効率の良いウェアの運用」です。根性についてはおいておきましょう(ですが着替えの回数が少なければ少ないほど装備は少なくて済みます、緊急時に着る用の「乾いた下着」が1セット置いておけるなら6日の山行で下着は2セットでもかまわないのです)。
「ウェアの運用」は、例えば「雨具があるから」「ウインドブレーカーを持たない」とか「ダウンは薄いものにして変わりに薄めの化繊の防寒具を1枚もつ(これで万一雨にぬれても防寒具が残る)」みたいな事です。効率がよく強靭な組み合わせを考えましょう、目標は緊急時に「朝まで寒くない」装備そして「歩いていて快適な装備」です。
以上で!!今日は前編という事で、「情報と衣」についてを説明しました。
次回は「食と住」そして「特殊装備」についてご説明します!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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