そういうわけで、このタイミングですが御嶽山について少し振り返っておきましょう。
あの山に「なぜ登ったか?」についての答えの何パーセントかにはなるかもしれません。
『一度は富士山』と願う人、願いが叶った人にはもっと良くわかるはずです。

【御嶽山】当時から荒々しい山だったが。
僕たちはこの山に2009年にトライし、頂上山荘までは到達するも嵐に見舞われて下山し、この写真は2010年のものになります。

【設備の整った山】ただし山頂に到達するにはロープウェイを使ってもかなりキツイ、修行の山だ。
【登り初め-洞川温泉より】

【2010年】鳥居が新設されているのがわかる、山岳信仰の一つの大きな拠点だ。
当時は美しい山裾から上がっていける美しく厳しい山でした。
山の性質はちょうど富士山と同じ、溶岩岩石が多いのですが、高度が低いため緑も多いのが特徴です。

【美しい道】山裾から上がれる

【避難小屋】ところどころに避難小屋が配置されていた、これは阿蘇山などの火山では標準的な対応
【噴石の転がる道】

【修行者の列】修行者が鈴なりになって何グループも登っていた。
公平に言って御嶽山では「一般的に必要」と考えられる対策は十分にとられていました。

【岩場を進む】富士山同様の岩場が続く。

【噴石】道に転がって来た噴石
【頂上付近-頂上山荘=剣ヶ峰山荘】

【落石】巨石とはいえ「積み重なっている」だけなので落石は日常的
御嶽山は山小屋などの設備も多く、比較的安心して登れる山でした。
頂上付近には、火口の名残だったガレ場が広がり独特の空気感を醸し出していました。

【まずは頂上山荘】王滝口側の王滝頂上山荘

【結界】奥宮ということになるのでしょう。

【異世界へ】荒涼とした景色だ。

【山頂まではもう少し】ほんの20分ほどで次の山荘、つまり頂上へ到達する。

【空へと進む】剣ヶ峰山荘の横を通り抜けて、頂上へと進む

【足の下の世界】下方に雪と王滝頂上山荘が見える。

【登頂】左に見える緑は「賽の河原」、万年雪が残る

【祭壇】頂上を飾るモニュメント

【広大な景色】この日も素晴らしく晴れた日だった。

【頂上山荘内】昼前の静かな時間。