御嶽山の事故からようやく一週間が経とうとしています。
現在も「捜索救助」が続いていますが、誰にとっても思うところは多い事故でした。
あの地震以来の、本当は「僕たち全員が」ああいう「思いも寄らないリスク」に確率的には微小でもさらされているのだと、思い返させる事件でした。
【「恒産なくして恒心なし」という暖かい人間理解】
とはいえ、僕たちのように「山で遊ぶ」人間は特に今回の事件から強くインパクトを受けたはずです。
そう、そして例のあれ「登山届」については強く必要性を感じたと思います。
私としては警察にまで届ける必要はないと考えていますが(家族に預けるのでも十分なはずです)。
登山届けの無い登山で「行方不明」になった場合、保険会社に「自殺ではないか?」とナンクセをつけられる事も考えられますので、よくも悪くも家族に「行く場所、入山日、下山連絡のタイミング、帰宅日」は必ず伝えましょう。
ですが、この登山届を出しづらい人もいてるはずです。
一番簡単なのは「家族がいない」ケースですが、別居くらいならハガキ一枚で上の4点くらいを伝えておけば良いと思います。
ただ、こういうのを受付けてくれる「ネットサービス」が出来たらいいんじゃないのか?と「登山届けは家族に」で書きましたが、そういう保険ができました。
僕自身は八ヶ岳の「オーレン小屋」でポスターを見て、なぜかここまで暖めて来たのですが、これがタイミングなのでしょう、ご紹介します「やまきふ共済」です。
ポイントは「登山届を受付」てくれるだけでなく、登山届を出すと「ボーナス」があるのです。
具体的には『登山届け』を提出すると、通常の山岳保険では「契約外」となる『病気・疲労』そして『冬山登山』などの本格登山にも対応してくれるようになります。
良い意味で「教育的」「習慣づけ」してくれるすばらしいルールです。
【十分に競争力のある内容】
そして、このサービスは単に「善意的」であるだけではなく、保険としても十分に競争力があります。
いや、むしろ競争力があるというより『圧倒的に強い』と言えると思います。
年間4000円というのは「単年度契約」では「モンベル」に迫る値段ですし、その上「登山届」を作成することによるボーナスの「強力さ」が追加されます。
ただし弱点としては「賠償責任」についてはカバーがありませんので、他の保険などを組み合わせる必要があるかも知れません、火災保険や生命保険で「家族賠償責任特約」を付けてもらうのがパターンのようです。
なんにせよ意識的に自分の生き方を把握し、リスクに「備える」事は大切な事です。
やまきふ共済会は山遊びの大部分をカバーしてくれる「強力なツール」と言えると思います。
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