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ジャンダルム攻略トレーニング『アンザイレンでの基本的な歩き方』

カラビナは『互い違い』に。

カラビナは『互い違い』に。

さて、ではトレーニングの二回目です。【一回目 簡易ハーネスの作り方はこちら】

本編【ジャンダルム攻略 前編はこちら】 【中編はこちら】

今回はアンザイレン(相互確保)というテーマでやりますが、あくまでも『確保者には高度な技術がある』前提で、アンザイレンされた状態で数名が歩く時の『歩き方』という位置づけになります。

まず、ハーネスにカラビナをつけます(さらにその先にロープを付けて相互に確保します)、この時上の図に示したようにカラビナを『二重に』して『互い違い』につけるのが一つ目のポイントです。

縛られて歩けるのか?という緊張感w今回はガイドさんがシッカリと確保してくれるので安心

さて、次いで相互にロープでつながるのですが・・・・・・アンザイレン(相互確保)ではハーネスをつけたもの同士が相互にロープ(ザイル)で接続して、『相互に確保しあう』という助け合いのシステムですが、確保者がヘボだったり、落ち方が悪かったりすると『全員で仲良く落ちる』というハメになりかねません。

 

『つないだから安心』という安易な考えはやめて、シッカリと『相互援助』しましょう(……と、言いながらそれ自体が本来は難しいので危険箇所では確保者は停止して(スタカット)相方の通過を支援すべきでしょう)。

 

ハーネス(のカラビナ)に取り付けるロープの間隔は、一人一人の間が大体150cmぐらい(両手一杯ともう少し)になるようにします(本来はもう少し広いはずですが、一人の確保者が全体をコントロールする場合は間隔が狭いほうが『たるみ』が小さくできるのでリスクが小さくなると思われます)、その間隔ごとにカラビナを通す『輪』を作ります。

輪を作る時の典型的な結び方「ダブル・エイトノット」(gooのエコキャンプ”ロープワーク”より引用)

アンザイレンの状態では、ロープを適度に張った状態で歩くのが最適です。

もっとも『パンパン』に張ることはできないと思いますが。

【歩き方】適度にロープを張るのがコツです、やっぱり歩きにくいので行動速度は落ちます。

こんな感じで歩きながら相互確保する事を「コンティニュアス(コンテ)」と言いますが、失敗して全員滑落というニュースは耐えません。

 

状況が許すならコンティニュアスではなく、設置されている鎖などにキッチリカラビナをかけるか、スタカットで確実に行動するべきでしょう。


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