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20K自転車メンテナンス「BB交換」ペダルの軸受ベアリング(カセット)交換

そういうわけで、先日は自転車のBB(ボトムブラケット)交換を行いました。

「ペダルががたついている」なら原因はほぼここです。

BB交換は普通にはちょっとできないので(工具の都合とかで)、今回は詳細な解説ではなくまあざっくりとポイントを示します(これを読んで「全くわからない」人はちょっと専門的な自転車屋さんに持ち込むか、詳しい友人を探しましょう)。

必要な工具「ボトムブラケット外し」「薄型モンキー」「100均自転車用レンチ」「100均六角レンチ」

あった方がいい工具「コッタレスクランク抜き

オイルをさしておこう

そういうわけで、BB交換を決めたタイミングで重要な事前作業があります。
それは「左右のワンにスプレーオイルを大量に吹いておく(これはクレ556で良いと思います)」事です。なぜなら、BB交換で一番たいへんなのは「ワンが汚れで固まっていて取れない」というケースです。

そのために重要なのは「汚れをオイルで溶かしておく」事です。

ちょっと大変な自転車メンテナンスBB交換の事前準備

さて、事前作業が終わったらBBの交換ですからBBの内部部品を買いましょう、僕が推奨しているような安い自転車だと、大体BBは「カップアンドコーン」方式ですが、一般に販売されているのは「カセット(カートリッジ)式」と言われるものです。

そしてBBは「カップアンドコーン」が付いているものでも規格は同じなので「カセット式」の部品で交換することができます、こちらのほうが簡単です。

下がカセット式BB「スクエアテーパータイプ(軸が四角)」で、普通の自転車はほとんどこれです。

BBの種類は複数あるのですが、基本は幅「68mm」がJIS(日本)/BSA(英式)規格なので殆どがこれです。

ただし「70mm」もあります(……で、現在はスポーツ車では色々種類ができてしまっていますから、スポーツ車をお持ちの方はメーカーサイトなどで確認しましょう)。

「ヨーロッパ規格なんて……」日本ではあまりなさそうですが、そもそも自転車の規格は大体ヨーロッパ由来なので注意しましょう(タイヤ関係ではわかりやすいですが英式/仏式/米式などが混在しています)。

……大体は「68mm」ですが、確認できれば確認しましょう。

次に「テーパー(ペダルを差し込む)の長さ」でバリエーションがあります。

……これはまあ「長ければなんとかなります」が自転車のフロントギア(チューリング)の厚みなどをカバーできれば自分の好きな長さを選ぶ事ができます。僕は今回、外寸で図ると150mmだったので「68mm×127mm」を選択しました……ちょっと長かったかな?

……まあ、きっちり図りたければ、ワンを外すのは大変でも、クランクは六角レンチで簡単に外れるので外して測ってください。

ちなみにシマノのBBを買ったりすると「クランクボルト」が付いてなかったりするのでご注意を。

まあ、そういうわけで、ワンの取り外し右ワンはスイスイだったんですが。

左ワンは苦戦して、写真のように「クランクボルト」にカップアンドコーンの左ワンロックリングを外すのに使った「100均自転車用レンチ」を挟み、「ボトムブラケット外し」も挟んでモンキーを固定して、モンキーのハンドルに「乗っかって」なんとか外れました。

カップン&コーン式BBの場合、左右のワンの固定金具を回すのは「表面にある微妙な出っ張り」にうまくレンチを掛けるしかなく、これを固定するには下の写真のように「金具で強引にとめる」しかないのが現実です。

んー、まあ、こんな感じなので大変といえば大変、何とかなると言えば何とかなる「工事」なので、不安な方は「悪くなる前にBBをカセット式に交換してしまう」ような対応をする事をオススメします。

100均自転車レンチでロックリングを外すところ(こちらのサイトより借用)

……まあ、外見をみてもわからないと思いますが、とりあえずスッキリ、スイスイの状態に戻りました(笑)


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