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はじまりのゲーム「ゲームのルールに、講義という文字はない」ブロックスの説明シナリオはこんな感じ!!

そういうわけで、今日は雑文を。
アナログゲームのルール説明は「講義」ではダメという事‼︎

(ちなみにこのポスト自体は、ゲームの説明ではなく「ゲームの説明のやり方」の説明なので講義になっていますが勘弁してください)

【セネトを遊ぶネフェラト】ゲームをする時に『初めにルールを説明するので理解して下さい』なんてダサいのはダメダメ、手討ちにされますよ‼︎

【ルール解説は『スキマ時間で』】

逆に言えば『プレイのスキマで説明不能なゲームはゲームではない』という事でもあると思います。

(ルールの研究が前提になるものはゲームではなく『シュミレーター』にすぎません)

ゲームを伝える『シナリオ』を作ってゲームのルールを伝えるようにしましょう。

【いきなり『本番』で‼︎】

ただし‼︎
「シナリオ」を作るからといってわざわざ『仮のゲーム(チュートリアルとか言いますね)』をわざわざ作るのは『ダメダメ』です。

【詳しい説明をしても無駄】個別のコマの動かし方を聞いても、全体が分からない人には「ゲーム(たとえば将棋)」は伝わらない(部品を全部見せられただけで機械の動きが想像できるのは「天才」だけです)。

それにみんな『練習』なんてキライなものです……
……なので『本番』のプレイをしながらゲームに必要なルールを伝えるシナリオを考えるのが最適です。

「ゲームの公正さが損なわれる?」そんなもの『練習量』が違うんですから、ハナからありません(基本的には「持ち主が強い」に決まってます)、一回目のプレイの勝ち負けなんて大した問題ではありません(少なくとも細かい説明を延々と受ける苦痛に比べれば)……さっさとプレイしましょう。

一度目のゲームは「本番」なのですが、序盤は「ガイド」をしながら進めましょう。

【ブロックスでの例】

ここでは簡単に『20世紀最高のパズルゲーム』ブロックスでのシナリオを説明しましょう(World Empiersでもシナリオはありますが長くなってしまいますのでそれはまた‼︎と、いう事で)。

ブロックスは「ブロックをよりたくさん置けた人の勝ち」というシンプルなゲームですが、唯一のルールは『自分のブロックは「角だけ(面はダメ×)」をつないで置かないといけない」というゲームです。

……しかし、それだけではこのゲームのなにが面白いのかさっぱりわかりません。

「たくさんブロックを置く?だから?」という感じですよね?

【ブロックスは「すり抜ける」スリル満点のゲーム】

ブロックスの快感は『すり抜ける』事にあります、これを伝えるために一番簡単なのはこんな感じで話を進める事です。

1)まず、コマの置き方を説明します。

「自分のブロックのカドとカドとを繋げて置いてください、面が接してはいけません。カドは二つ以上ついてもかまいません。他の色のブロックとはどう接しても構いません」

「一番はじめのコマはゲーム盤の自分に一番近いヘリのカドに着けて置いてください」

2)実際にゲームを初めてもらいます。

アドバイスは以下の2点「とにかく置いていって下さい、面白さはすぐにわかります」とプレイを初めてしまいましょう。

【ゲームのはじめ方】どのブロックでもいいので「カド」につけてスタート。

【ガイドトーク】「大きなコマから使っていくのがコツです」
「まずは、真ん中を目指してください、真ん中を取ることができるとどの方向にもブロックを伸ばしていけるので有利です」

【コマの置き方】同じ色(自分のブロック)は「カドだけ」つけてブロックを置きます。

とにかく余計な事を言わず、自由に置いてもらうのが成功の秘訣です。

誰も「ああせいこうせい」と『指導』されてまで勝ちたくない(持ち主ほどそのゲームにこだわりが無い)のです。

3)スリ抜けを教える(気づいてもらう)。

大体誰かが4つめのブロックを置くときにこのチャンスは来ます。


ご覧のように「自分のブロック」とは「カド」しかついていないが、相手の「ブロック」の間隙をすり抜けている。

4つめのブロックを置くころには、普通には相手のコマが邪魔で上手くコマを置けない状態が発生しています、そのときにスリ抜けられる場所を見つけて「一手だけ」教えてあげるのです。

そうすると、ほかのプレイヤーも「おぉ!」という感じでスリ抜けられる場所を探してプレイをするようになります。
あとは、黙って見ていても、プレイヤーはブロックスを楽しんで、学んでいきます。

『20世紀最高のパズルゲーム』ブロックス

【複雑なゲームでも同じ】

ブロックスは単純なゲームですが、どんなゲームでも「ポイント」があります(……それを見抜くには持ち主の愛と知性が問われているのです‼)。

複雑なゲームならこれらのポイントが何点かありますが、ポイントの意味を実際のプレイに出てくる初めのタイミングで説明してあげれば良いのです‼

マテルゲーム(Mattel Game) ブロックス 【知育ゲーム】2~4人用 B
マテルゲーム(Mattel Game) ブロックスデラックス 【知育ゲーム】4人
マテルゲーム(Mattel Game) トラベル ブロックス GND69
マテルゲーム(Mattel Game) ブロックス シャッフル 【 知育ゲーム

その他にもパズルゲームにはいろいろなレベルのものがありますが、もう少し小さな子供がセルフで遊ぶのなら以下のようなゲームもあります。

3Dテトリスクリエイティブ3次元ロシアデスクトップゲームビルディングブロックボ
テンヨー ペントミノ(脳ブロック) TBB-02

人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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