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「パノラマ王国」滋賀の3指に入る湖西の天井「武奈ヶ岳」その1「イン谷口→金糞峠」

そういうわけで、ゴールデンウィークに行った武奈ヶ岳のレポート!!

【イン谷】イン谷の入り口なのでイン谷口、ホテルがあるわけではない(右の建物は管理事務所、登山届が出せる)

【イン谷】イン谷の入り口なのでイン谷口、ホテルがあるわけではない(右の建物は管理事務所、登山届が出せる)

何故かゴールデンウィーク明けに大型連休を一週間頂きましたが今日からはまたゆっくりと更新していきたいと思います。

 

武奈ヶ岳は「湖西の天井」という名にふさわしく、山域も広く、比良山系最高峰でもあります。

超初心者にはオススメ出来ませんが、安全で楽しいルートが整備されていますから「ワンシーズンに一度」くらいはチャレンジしてはいかがでしょうか?

 

今回は武奈ヶ岳のポピュラーな登り口「イン谷」から「金糞峠」までのルートを紹介します。

 

【水と緑の林道を行く】

森林管理事務所を超えるとキャンプ場、それを超えると「旧林道」を進んで行くことになります。

【旧林道】もう車は入れ無さそう。

キャンプ場があるくらいですから治水はきっちりしています。

何段もある「人工の滝」砂防ダムの横を歩いてく事になりますが、これはこれでなかなか変化があって楽しいルートです。

【砂防ダム】ちなみにこの「ウッドカラー」は鉄材の錆びた色です、アースカラーになってますよね?

 

初めに分岐点がありますが「青ガレ」といわれる名所を登りたいので青ガレ方向を選びましょう。

このルートはどんどん高度が上がっていくので短気な人に向いています(と、言いながら峠を超えたら盆地状の高地を進んでいく感じにはなりますが)。

【青ガレへ】左へと、道なりのルートを取ります。

 

【”名所”青ガレ】

比良山の特徴的な名称は「比良石(花崗岩)」の特性から名付けられています。

青ガレには「青みがかった花崗岩」が積み重なっています。かつてこの斜面が「大きく崩れた」時の名残です。

【青ガレ】青みがかった岩が積み重なっている「ガレ場」だ。

ここからのルートは全般的に「落石注意」で!!

全体としては安定したルートですが「谷筋」ですから雪解け期や大雨の時などに流された岩が「浮いて」います。

 

不用意に踏みつけると自身の転倒、負傷のリスクはもちろん、「人為落石」でほかの人をケガさせることにもなりかねません。

【ルートは確定されている】まあ簡単なジャングルジムを登るようなもんです、青枯れを登り切って振り返るとそこには琵琶湖と対岸の景色が見える。

ルート自体はすでに確定していますから「手元・足元」に気をつけてゆっくりと上がっていきましょう。青ガレ自体は10分ほどで終わります。

 

登り切った後はしばらく緩やかな道が続きます、休憩にも最適な木陰もありますのでここらで休憩しましょう。

【木陰の合間から堂満岳】休憩にはもってこい。

 

【金糞峠へ】

しばらく進むと道は急な傾斜「谷筋」へと戻ってきます。

狭い谷なので小さな「つづら折れ」(急斜面を登るためにジグザグ形に切られた道)を落ち着いて登って行きましょう(致命的な滑落は起こり難い地形ですので、石を落とさないように)。

【谷筋】ここは結構「崩れた」土砂が道にかぶっているので要注意。

急な斜面を30分ほど登りつめると金糞峠へとたどり着きます。

上の写真の地点でもよく見ると青空が見えています。

【見返り琵琶湖】金糞峠から琵琶湖の景色

「金糞峠」はこの峠に「かなぐそ(金属を精錬するときに出る残滓)」様の石が堆積していたことからついたと言われています(これも比良石の成分が抽出されてここに堆積したようです)。

……このルートを進むときには初めにこの由来を話しておきましょう、あまりにも耳慣れない言葉なのでどうしても「ハナクソ峠」だとか変な空耳をしがちです(笑)

 

さて、今回はこの金糞峠までですが、この峠からの景色は「近江八景」に数えられており広重が「比良幕雪」として一枚絵を残しています。

【近江八景】どうでしょう、400年前の「ワンショット」これは夕暮れか朝焼けの景色でしょうか。

次回は、金糞峠から武奈ヶ岳山頂までのルートをご紹介します!!

 

 


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