リーダー講座

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リーダー(引率者向け)の記事をまとめるページです。

ただし、「リーダー」という「巨大な頂」を極めたわけではないのであくまでも「フォーラム(たまり場)」というような位置づけにはなります。

 

僕個人としての経験や見解が主に語られていますが、必ずしもそれが正解とは限りません。

一つの意見と、いくつもの意見が展開されて「複雑な現実」に対する『知見』が伝達される助けになればと望んでいます。

 

■リーダーシップのポイントは「適切な目的設定」と「コミュニケーション」

リーダーシップのポイントは二つで、それは「適切な目的設定」と「コミュニケーション」です。

過大な目標(行動範囲や要求技能)を実行することは『無理』というものですが、無理が通れば道理は引っ込むとはいいますが『引っ込む道理』がメンバー(自分)にとって都合が良いものとは限りません。

 

【八甲田山】 一度目の「テスト」で好天に恵まれたため、雪中山岳行軍を中隊規模で実施する計画に「Go」サインが出るが・・・。

【八甲田山】 一度目の「テスト」で好天に恵まれたため、雪中山岳行軍を中隊規模で実施する計画に「Go」サインが出るが・・・。

「休暇で負傷して休業せざるを得なくなる」というような『引っ込み方』をするのが自然の中ではむしろ『相場』だからです(自転車でもロングライドを走れば周辺に助けを求められる人が居ないという状況はありうるわけでこれも『自然の中』とほぼ同様といえます)。

 

社会(人間)の中で「無理のツケ」が「人間の中でツケあい」になるのと違い、人間と自然の関係ではツケは必ず人間に回ります。

 

「そなえよつねに」というのは、「自分の備えを高め続けなくてはならない」という精神的な意味もありますが、同時に「想定しうる事態に対応するそなえを設計する(目的を立てる)」という面もあります。

もちろん全ての事態(例えば隕石の直撃)に備える事はできないのですが、その中で「ポリシー」を定める必要があります。

 

「目的を立てる」というのは『精神論』ではなく、この場合『フィールド・リサーチ』と『バランス感覚』で実現する意思決定なのです。

 

コミュニケーションはこの『目的(ポリシー)』を伝達し、徹底するという意味。

そしてメンバーの能力や認識を「リサーチ」するという意味、そして知識や技能を伝える『教育』としての意味を持ちます。

 

この二つに『明確な意識』を持つ事がリーダーシップの『第一歩』であるとともに最大のポイントといえるでしょう。

 

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■フォーラム(集会所)

フォーラムは本来都市国家における「公開の集会場所」の事で、その都市の運営や課題への対策を話し合う場所であるとともに、「大きな共同体である都市国家」の、ちょうど『家のリビング』のようなもので教育や憩いの場でもあった。

現在のところ「開店休業」状態だが、疑問点や課題があれば、僕も一緒に悩みますので何かあれば書き込みください。
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