夏の終わりに「秋空の雷鳥沢へ帰還」

【秋空】これは新室堂乗越から奥大日岳の間の写真、美しい道行の過程で「剣」が姿を表した。

【秋空】これは新室堂乗越から奥大日岳の間の写真、美しい道行の過程で「剣」が姿を表した。

そういうわけで前回は「奥大日岳」まで到達しました。

上の写真でもわかるように見どころの多いルートでした。

 

今回はこの尾根道を「新室堂乗越(しんむろどうのっこし:ほぼ「峠」と同じ意味、山を反対側に乗り越える場所につく)」まで戻って、剣御前小屋を目指します(上のルート図でいうと「雷鳥沢」の文字を囲むループを上から時計回りに周る部分です)。

 

【新室堂乗越からのはるかなる道】

【新室堂乗越】付近の写真、左下の写真は「のっこし」の分岐からホンの1分剣御前側に入ったところからの大日岳の写真だ、大日岳に行くつもりでもここは必見!!

【新室堂乗越】付近の写真、左下の写真は「のっこし」の分岐からホンの1分剣御前側に入ったところからの大日岳の写真だ、大日岳に行くつもりでもここは必見!!

上の写真の右上の写真を見ればわかるように「はるかなる道!!」という趣きのあるルートです。

登りは緩やかで、本当にあの「見えている頂点(標高2700)」まで歩くことになります。

 

下りに使ったコースとタイムもほとんど変わらず、こちらは落石などの心配も少ないので剣御前小屋までの道にはこちらのルートのほうがオススメなのは前回もお話したとおりです。

 

【「午後は崩れる」セオリー通りの天気】

【雲が下界から押し寄せて来た】奥大日岳方面も見えなくなっている。

【雲が下界から押し寄せて来た】奥大日岳方面も見えなくなっている。

道的には難しいことはありません、景色も変わらず良いのですが午後ですから雲がドンドンと増えてきます。

「早立ち」は安全のためにも大事ですが、「快適」のためにも大事なのです。

 

時間は疲れもあって少し長く感じましたが、特に問題もなく剣御前小屋まで到達しています。

(ただし、7月くらいだとまだ残雪があるかもしれない-道に旗の目印アリ-ルートでした)

【剣御前では剣は見えず】

【剣御前では剣は見えず】

剣御前小屋からは残念ながら剣の全貌は見えず、その巨大な肩を見るに留まりました。

標高の高さと、風の強さに震えながら昼食を摂ります。

 

 

先月の燕岳からマイブームであるところ「塩むすびランチ(前回はガーリックライス)」なのですが今回は「鳥リゾット」を目指してみました。

国分の缶つま「鳥アヒージョ」1缶、「塩やきとり」1缶を具材兼調味料として入れ…缶詰の厄介者「オイル」や「スープ」も入れて…塩おむすび2個に水を調整して完成です(ちなみに本式のリゾットは米から炒め始め、水が足りなくなれば足せば良いという作り方なので、適当に調整してください)。

 

…が、「ソーセージも食べたい」「できれば温かいほうがいい」という意見に流されてそこにさらにソーセージと水を入れたので結果としては「洋風鶏雑炊、ソーセージのせ」というような食べ物になってしまいました。

…まあ、美味しかったから良いけどさ!!

 

後は秋風におされるように雷鳥沢へ降りて行きます。

 

【雷鳥沢への急坂】

【美しいあのキャンプ場へ】石井スポーツがイベントをやっていて中央に右下の「巨大テント」が張られていた。

【美しいあのキャンプ場へ】石井スポーツがイベントをやっていて中央に右下の「巨大テント」が張られていた。

剣御前から雷鳥沢へは「まっすぐ降りる」コースをとりました。

下りではなかなか快速なルートですが、人が多いので渋滞もあり、そうなると「人為落石」も怖いという感じです(ツアーが多いのか、昼を過ぎてもまだドンドンと上がってきます)。

 

天気は一進一退、曇ったり、戻ったりを繰り返しているうちに、一時間ほどで無事に雷鳥沢へと戻ることが出来ました。

 

この日は「雷鳥荘」へと泊まり!!

例によってビールと、今人気の冷凍枝豆で立山最後の夜は更けていきました。

今年は雨に祟られたシーズンでしたが、最後に良い天気が巡ってきて最高でした。

特に奥大日岳からは槍ヶ岳を中心とする北アルプスの主峰も一覧でき、驚き楽しい山行になりました。

 

 


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