【シーズン直前】 日常用にオススメの自転車タイヤ【26インチ3選】2022更新

そういうわけで、「日常的に乗る自転車におススメのタイヤ」3選です。

【普段使い】「自転車なんて何でも一緒」と思っている人はまず「空気を入れ直して」から考えましょう。

タイヤの種類は26インチ HE規格で「なるべく細め」というコンセプトになっています。

タイヤの種類なんかについての大雑把な知識はこちらでどうぞ。

【「軽いのは良い」が、オープンサイドはやめておけ】

さて、自転車の高速化に効果があるのは「タイヤパターンの変更(ブロック→スリック)」、そしてなによりも「軽量化(タイヤ幅の縮小・材質の向上)」です。

…その上で「日常に乗る自転車タイヤ」ということで耐久性を重視して、パナレーサーの「パセラ」と、シュワルベ「マラソン」そしてVittoria(ビットリア) 『Towneeタウニー』の3種類を選抜しました。

【オープンサイド=ノーガード】光にも、水(湿度)にも弱い。

で、一部のタイヤに設定のある「オープン(スキン)サイド」仕様ですが、これは避けたほうが良いでしょう。

これはサイドウォールは「ゴムで補強していません(オープン)」という意味です。

重量は半減しますが、寿命も半減(自転車の保管環境によってはそれ以下)しますのでお勧めしません。

ヨーロッパならまあ良いのだろうと思いますが、日本では特に「太陽光」と「水」に弱いという特性が「モロにマイナス」に働きます・・・まあやめておけ!!ということで。

ちなみにパナレーサーでは「LX(ライトエクストラ)」となっているとそれが「オープンサイド」を意味します。

【おススメの自転車タイヤ(26インチHE規格)3種類】

そういうわけでおススメの3種類を、一応全て過去に使っていたものです。
(HE規格はマウンテンバイクに多い規格で、同じ26インチでもWOに比べると「径が小さい」のが特徴です。タイヤ幅が小数点表記(ex-1.25)ならHE、分数表記ならWOです)

ちなみに最近レースではホイールが高剛性化して太めのタイヤがブームですが、普通のホイールでは太くするメリットはないと思います(ホイール自体がショック吸収してくれる)……軽い(細い)ほうが良いと思うよ。

1)「高級品?」シュワルベ『マラソン』26×1.25

(シュワルベ) SCHWALBE マラソン GG 26×1.25 SW-1110

高耐久タイヤの代名詞「マラソン」、確かによく持ち、グリップも良いタイヤですが日本の感覚からすると少し高いタイヤです(まあ高いタイヤは他にいくらでもあるのですが、ノーブランドタイヤだと二本で1000円を切るタイヤもある中で1本4000円というのはやはり高いと感じるでしょう)。

重量はありますが、製造レベルが高いためか(気のせい?)気持ちよく転がります。

ただし、価格相応の価値はあり、あまりにも長持ちするので「タイヤ交換の方法を忘れてしまう」ほどです。ランニングコストでは抜群のLED電球のようなナイスガイです(ただ、野外に置いておくなら次に紹介するパセラなど日本勢のほうが優秀です)。

ちなみにこのタイヤは1.5と「やや太め」の選択ですがこれは輸入品の宿命なのか「ボリュームゾーン」の1.5が少し割安だからです。(2019年6月1.25の方が安くなっていました)

2)日本の「マラソン」パナレーサー『パセラ』26×1.25

パナレーサー(Panaracer) パセラ ブラックス 26×1.25 黒 クリ

パセラは日本の「マラソン」と言うべきタイヤです。

コンセプトは(多分)「マラソンより少し軽く、マラソンに匹敵するほどの耐久性と転がり抵抗」というものでしょう。

パターンも雨の多い日本に対応した質実剛健なもので「ちょっとカッコ悪い」事をのぞけばこのクラスでの『ベストのタイヤ』です

ツーキニストはさらに「視認性の向上」などが図られていますので、こちらを選ぶのも良いでしょう。
Panaracer(パナレーサー) ツーキニスト リフレクト [H/E 26×1.50] Tourkinist REFLECT タイヤ 8H265-TKNRT4

→ちなみに2023最近Amazon でブイブイ言わせているのがチャオヤンというブランドです。
 ケブラーのパンク防止を入れているタイヤも安く(2000‐強)、検討する価値がありそうです!!

3)Vittoria(ビットリア) 『Towneeタウニー』26×1.50

ビットリア(Vittoria) タウニー クリンチャー[Townee(FOLD)

Vittoria(ビットリア) 『Towneeタウニー』は『軽快でカッコイイ街乗りタイヤ』というコンセプトのタイヤです。

パターンもシンプルながら「シュワルベのようなかっこよさ」はあります。

で、まったく「効かない」タイヤなのかというとそうでもなく、雨の日でもほぼ危うさを感じません。

シュワルベはもちろん、パセラももっと効くのですがパセラのパターンは繊細なため「走行面は」半年もするとツルツルになってしまうのでそういう意味では「同性能」と言えるかもしれません。

【チューブは替える?】

チューブですが、一般的に言うと自転車屋では「タイヤ交換時にまとめて替えるほうが良い」と薦められます、「タイヤチューブセットで仕入れをしている」という事情もあるかもしれませんがやはり「同じゴムもの」なので「入れ替え時期は似たようなもの」というのもあります。

僕が「一緒に替えよう」と思う基準は「タイヤの内部に張り付いていた場合」です。

SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】26×1.00/1.50用チューブ 米
パナレーサー(Panaracer) チューブ H/E 26×1.25 英式バルブ

今までのパンクのパターンは「タイヤの側面が裂けパンク(x2)」「段差でスネークバイト(x1)」「路上に撒かれていたガラス片でパンク(x1)」「チューブの劣化でスローパンク(x3)」・・・・・・と、確かに「スローパンク」は統計上は一番数が多いのですが『ガラス片が撒かれている』だとか悩んでも仕方が無いケースもあるので「毎回替える」必要は無いでしょう。

大切なのは「空気入れ(100均のガスボンベでも可)」と「予備チューブ(パンク修理セットでも可・・・ただし夜とかだと絶望的な気分になります)」を持っておく事だと思います。

まあ、自分の行動半径に合わせて最適な基準(と装備)を考えてみてください。


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