【クリスマスの準備・正月休みに棚のDIY】1日で設計から完成までいける1×4材簡易壁面収納【引っ越し先のシステム構築学】

先日【速報】で終わっていた「1×4材 DIY棚」ですが、その設計と「早作り」の工夫をお伝えします。

【無塗装だが】屋内での利用には十分

【無塗装だが】屋内での利用には十分

 

【設計と購入―単純な設計で】

設計とは言いますが、「部屋の幅ピッタリ」で作るのが最優先なので(そうでなければ既製品を買ってくればいいわけですから)そういう設計をしましょう。

速報でも注意しましたが「ピッタリ」とは言いながら「1~2センチ」は余裕のある設計にしましょう。

【メモで十分】高さと、幅、棚板の枚数などを決める。棚の高さは30cm(ワインボトル)や17cm(文庫本)など格納するものに応じて決める。

【メモで十分】高さと、幅、棚板の枚数などを決める。棚の高さは30cm(ワインボトル)や17cm(文庫本)など格納するものに応じて決める。

部屋や床には「歪み」がありますから、1センチくらいは余裕をもって作って、耐震ゴムなどをスペーサーに入れて「転倒防止と設置調整」をしましょう。

 

部屋のスペースを計測し「ぴたりと収まる」設計をしましょう。

【設計の狙い】今回は机の上に「被さる」上に、机の上に置くのではない『分離合体式収納』を企図したため、机とプリンターの長さ(幅)が設計の基準になった。

【設計の狙い】今回は机の上に「被さる」上に、机の上に置くのではない『分離合体式収納』を企図したため、机とプリンターの長さ(幅)が設計の基準になった。

 

今回の設計では

[1×4材]147cmの柱3本、111cmの広い棚板5本、42cmの狭い棚板4本

[1×6材]77cmの柱2本、75cmの柱1本、111cmの広い棚板1本、42cmの狭い棚板2本が必要となりました。

 

1×4(ワンバイフォー)材、2×4材といった「なんとかバイ材」は一般的に183cm(6フィート)の長さで販売されていますのでこの長さを元にどれくらいの木材を買う必要があるかを考えます。

また「x4(バイフォー)材」のほうが、一般的なサイズなので販売価格が安いという事も配慮しても良いでしょう。

【木材は選って】かなり歪みがあるので、比較的順当なものを選ぼう。

【木材は選って】かなり歪みがあるので、比較的順当なものを選ぼう。

今回この設計通りに材料を取るために「1×4材 8本(1744円)」「1×6材 3本(1404円)」そして、足元の補強用に「厚さ6ミリの杉板 1本(168円)」を購入しました。

これを設計図に必要な形で切ってもらってコーナンでは「6カット (180円)」でした、棚のように「同じ長さの板」を何回も切る場合ある程度は「重ねてカット」してもらえるのでカット回数は少なくなります。

【木材の選別-歪みの少ないモノ、面白いモノを選ぶ】

基本的には「歪みの少ないモノ」を選ぶのが良いでしょう。

ざっくりといえば前の写真のように板を「横から」見たときに「木の中心」の板が歪みが少ないはずです。

【心材】木の中心は「年輪」の中央が木の側面に出るのですぐわかる。

【心材】木の中心は「年輪」の中央が木の側面に出るのですぐわかる。一番上の板はすこし「割れ」があるが年輪の模様が面白かったので買ってしまった。

歪みや割れが大きいものは使いにくいですが、アクセントにはなるかもしれません。

まあ、「全部使い切る(まったくカットしない)」設計でなければ「端の割れ、釘打ち」は無視しましょう、人生は有限です。

 

【早作りのコツ】

早作りのコツはいくつかありますが、まず「電気ドリル」を買う事でしょう。

いまどきは安物でもまあまあ使えます、あと「なんとかバイ材」を使うときは「コースレッド」と言われる「先端カット加工」のされた細めの木ねじを使えば下穴をあける必要もないので簡単です。

棚板の位置を決めたら、テープか何かで仮止めしてちょうど「TT」という形になるように棚を横にして、上から体重をかけながらネジを入れます。

 

ネジの位置はTを横から見て「だいたい真ん中(板厚が2㎝もあればほとんど外れません)」にねじ込みます。ネジの端からの位置は「人差し指一本分」などで決めておけば良いでしょう。

長さの単位に「手先から肘まで」などの単位があるのは古代の大工の風習だったという通説です。

 

【工具はホームセンターで買おう】そっちのほうが送料分安くなります。

「重量物を置きたい」などの事情で結合の強度を高めたいときには「木工用ボンド」を使えば、強度は跳ね上がります。

逆に今回の「足の裏の補強」とかだと、対して力は加わらないので釘だけでもOKだったと思います。

 

今回の棚は重量物を載せる想定がなかったので、ボンドは使っていません(そうすると棚の高さを変える事もできるので)。

 

一番下の棚板の奥行きを出す工夫も「幅の違う1×4材と1×6材を交互に噛み合わせる」という形で実現していますがこういう工夫も作業時間を短縮させます。

【交互に組み合わせ】木材の幅の違いを利用した。

【交互に組み合わせ】木材の幅の違いを利用した。

 

今回、構想は少し前からありましたが、朝に1時間ほどでメモを書き、2時間ほどかけてホームセンターで木材を購入しました(軽トラックを借りて家までは運んでいます)。制作は2時間ほど、もし二人いればもっと早く終わったでしょう。

この「設計図通り作ればよい」というものではありませんが、慣れれば思った以上に簡単に「好みのサイズの棚ができる」というのはなかなか良い体験ですよ!!

→過去に作った「1×4材超ロング壁面収納棚」はこちら

 
 

 


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