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雑記「冬の野山歩きに必要な足回り品『防水シューズカバー』と『シューズチェーン』の紹介」

低山とはいえ『冬山』には危険がいっぱいなので「自己責任」の世界ではあります。

しかし、京都の愛宕山のように『参道』を歩くのは危険も小さいので十分な準備をすれば『無謀』ではなく『良い』体験ができるでしょう。

【徒歩2時間の雪景色】2013年12月末の愛宕山。ただし昨年は一週間ごとに「有・無雪」が切り替わった、比叡山のほうがこの数年雪深い。

冬の低山で怖いのはむしろ「冬の雨」なので雨具はもちろんのことですが、防寒具も前回お話したとおりダウンだけでなく「厚手のフリース」も持つなどの対策をしましょう。

 

【防水・防雪シューズカバー】

シューズカバーは各社各様の商品が出ています。

「ソール」の扱いが悩みますが「ソールがオープン」なほうが当然滑りにくくはなります。

【ビニールを履く】これはれっきとした商品ですが、コンパクトになるのでかばんに一つ入れていても良いのでは?と思います。かなり大きいので足を差し込むのも楽々

ただ、超初心者登山の初めに書いているように「ビニール袋を履いて」もそんなに問題は起こりません。

ビニール袋くらい薄いと、山道のような「ギザギザ」な面を歩くと「いい感じで引っかかる(微妙に穴が開く)」からです(「丸太の階段」とかは要注意ですが)。

 

まあ、これはいくつか紹介しておきます『登山靴』の場合は一番最後の商品「スパッツ(ゲーター)」と呼ばれる製品で良いでしょう。

 

【ソール側のカバーの有無】靴の形や、ソールによって選びましょう。わからない場合は一番左(はじめ)の商品で良いと思います。

 

【シューズチェーン(滑り止め)】

登山では「アイゼン」という「爪」を靴に履かせることが多いのですが、日常的にはシューズチェーン(スパイクバンド)のほうが良いケースが多いと思います。

 

理由はいくつかありますが「かさばらない」チェーンであればしかも「足全体をカバーできる(軽アイゼンはかかとなどがカバーできないのでミスすると滑る)」、そして「靴の種類を選ばず着脱が簡単」というのがあります。

 

ただし、「スパイク」は『画鋲型スパイク』を「ゴムのベース」に埋め込んでいるだけなのでハードな負荷をかけると外れますのでできるだけ「雪の上」を踏むようにしましょう。

チェーンも「曲がる(たまに輪が取れる)」事があります、曲がるだけなら無視してもいいのですが、輪が取れるとペンチか何かで戻して曲げた輪については「焼入れ(真っ赤になるまでガスコンロなどで熱して、水につける)」をする必要があります。

まあ、「面倒な事」を先に書いてしまいましたが、「小さなトラブル」は想定されますが実用上は大きな問題にはなりません、アイゼンも外れたり、ズレたりします。

 

紹介した商品は、値段も安いので買い換えていくのでも良いと思います。

 

チェーンは一箇所が「外れ(切れ)」てもチェーンが『くもの巣型』になっているため、とりあえずはそのまま使い続ける事ができます。

【赤のバンドを追加】ベロクロ(マジックテープ)ベルトや、先日紹介した登山ベルトを購入して追加しよう。

スパイクベルトは非常に付けやすく小さいため「本当の日常」に持ち歩くことができます。

ただ「急斜度の坂を登る」時なんかに外れる可能性がありますので上のようにバンドを追加しても良いと思います(まあ意外と取れるのは「普通の平地みたいなところで」ですが)。

【右の「赤四角」がベルトの取り付け位置】プラスティックの「日」型留め具でループを作るか、マジックテープで止めてしまう。

 

【三点セットか汎用ベルトか?】3点セットで作れば「カッチリ」作れるが、応用性は無い。ベロクロベルトは意外や「結合力」も十分で(足回りの固定に使えるということは100kgくらいの圧がかかっても「悠々耐える」ということだ)様々な用途に使える

 

ちなみに「とりあえず」というのであればスパイクベルト同様の位置に「パラシュートコード(テントロープ)」などを巻くだけでもかなり違います。

この場合は、「3~5周ほど巻いて」幅と厚みを出したほうが良いでしょう。

【これが一番汎用的ですね】まあ「細引き」を持っていくのは何かと便利(物干しや、ビバーグテントの設営なんかにも使えます)

 

 

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