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【京都週末冒険】愛宕山神社の裏山を回る「梨木大神ルート」はかなりワイルドな面白いルート

※【注意】雨天時にはこのルートがどうなるか想像もつきませんので、雨天時、雨後時にはルートを変更して「高尾神社めぐり」とか、「京都東山寺社めぐり」とかに変えましょう。

 

そういうわけで、数年ぶりに愛宕山の「梨木大神ルート」を訪れたのですが、なかなかよい感じの崩れっぷりでこの近辺ではなかなか無い「面白いルート」になっていたのでご紹介します。

【月の輪寺登山口もスルー】ここからワイルドな林道が開始

【月の輪寺登山口もスルー】ここからワイルドな林道が開始

 

【ルート概要】

  このログでは行きが「梨木大神ルート」下りが「参道ルート」となっています。

下りの参道ルートは特に言うことがありませんが、「神社の参道」とはいえ「普通の登山道」ぐらいの感じなので、その覚悟はしておきましょう(まあ初詣なんかだと小学生でも歩いてますが)。

【清滝峠から】橋を渡って集落の奥へ進むと「参道」、川沿いの「3つの登山道(+高雄への川沿いの道)」に別れる道がある。

今回フォーカスするのは登りの「梨木大神ルート」です。

【川沿いの道】舗装路が続く、なかなか感じがよいが、道路の清滝川側は「ちょっと崖」になっているので注意

「川沿いの道」はまず初めに「高雄への道(右)」、次に「大杉谷(左)」「月の輪登山口(左)」と別れます。 梨木大神ルートはこの川沿いの道をひたすら真直ぐ進めばOKということになります。  

 

【梨木大神ルート-前半-】

【谷あいの林道】序盤はゆるい道が続く

梨木大神ルートは半分は元林道で、「画的」には結構なワイルドルートですが、元は「車用」の道なので斜度はしれています。

ですから距離はありますが、天候などに問題が無ければ問題なく歩けるはずです。

【破砕】元林道の「コンクリート」が度重なる大雨で削られてもはや歩道の幅を残すだけだ。

前回写真を紹介しているとおり「画的」にはかなり凄いけどね!!

【文明崩壊】・・・というオモムキ。

林道の途中で「梨木大神」という石碑が立っていて、そこでは道が「山道(左)」と「林道(右)」にわかれています。 この分岐を今回は右(林道)を進んでいきました。  

 

【梨木大神ルート-後半-】

林道(崩壊)を最後まで歩くと最後に山道に入ります。

【林道終了】斜度も急に

沢沿いの道で、ここもかなり大きく道が変わっていました。

作業小屋というのが途中にあるのですが、かかっていた橋が流されて孤立しています。

【沢沿いの道】かなりの水が流れるようで、かなりの大岩も転がされていました。

林道を越えると、斜度は急になりますが、実はもうゴールも寸前。

 

印象的には「30分?」というぐらいすぐに「くびなし地蔵」までは到着します。

【大岩】ここまできたらもうゴールだ。

 

【くびなし地蔵から愛宕山】

谷あいを上がっていくと、土の林道にぶつかり、すぐ前には「くびなし地蔵」があります。

文字通りの「首のなくなった地蔵」で夜にきたらかなり怖いでしょう。

【沢・くびなし地蔵】沢沿いからは景色が良い。

このあたりは林業を廃止したらしく元々は「禿山」でしたが、この沢沿いは少なくとも緑が戻っています。

【元禿山】上から見るとまだところどころ土が見える。

くびなし地蔵には高雄から回ってくるルートもあります、こっちのルートは林道も舗装も「生きている」のでくびなし地蔵まで車で来るヒトもいます(当日はマウンテンバイクが置いてありました)。

序盤は少し道の細いところがあります、ここは注意して進みましょう(落ちたらかなり痛いと思います)。

 

それを超えると道も広く景色は楽しめますが、あまり変化の無い道なので気持ちをゆっくり持って進みましょう。

【大杉谷ルートとの合流点】一時間ほど歩くと、愛宕神社に到着する。

 

【下山-参道】

下山は参道沿いで進みましょう。

途中で「保津峡」へと抜ける「抜け道」もあるんですが、結構きついコースですからやめておいたほうが無難です(ここにあたらしく「清滝」と強調する看板が立てられていました、たまに登山者に「着いていってしまって」迷子になる例があるようです)。

【愛宕神社参道】この杉の道は趣があって、初めてなら参道の上り下りでも十分楽しめる。冬なら「雪の参道」も楽しめる。

水尾に下りて「ゆず風呂(おすすめは「まる源」さん)」というのもオツなもので、「お風呂+食事」に対応してくれる「民亭」がたくさんあります。

 

なお、参道を降りても下山には1時間30分、保津峡なら2時間強、水尾でも1時間強はかかります。 水尾側は一部斜度がきついので、天候の悪い日はご注意を!!