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そういうわけで【新カテゴリー】『健康を作る食生活』開始-『多様性(バランス)が健康な食事を創る』

 

「本一冊(禁煙セラピー(アレン・カー)など)で禁煙できる人が・・・・・・そのわずか数百円の投資を、何らかの事情で躊躇したり、出会わなかった事で何年も禁煙できないという事が現実にあり、食事についてもその状況は変わっていないのです。」

 

と、まあそういうわけで、年末遅々のこのニュースを見て、思うところがありCampsiteでも「食生活とレシピ」を扱う事にしようと思います。

CNNニュース 『1.5ドル追加して「健康的な食生活」を』

「今回の研究によって最も健康的な食生活には1日当たり1.5ドル、より多くの費用がかかることが分かった。」「なにをもって「健康的な」食生活とするか定義が難しいなどといった留保は付くが、この結果はおおむね普遍的で、様々な地域の健康的とされる食生活にも当てはまった。」

 

CampsiteとAGAが主催する食事会では、食事は『ちゃんとした食事にする』というルールがあります。

では、ちゃんとした食事とはどのようなものでしょうか?

それは栄養学的な言い方をすれば『カロリーだけではなく、栄養がキチンとある食事』という事になるでしょう。

 

『天然と養殖の違い』

これは必ずしも『養殖悪し』と言いたいわけではありません。

どんな料理店にも卵料理はありますが、『天然の卵』などというものは、少なくとも日本においてはほとんど存在しないのが現実です。

 

重要なのは、『キチンと違いを認識する事』です。

 

『天然と養殖の違いは多様性(ダイバーシティ)』

庭飼いの鶏は”最強”?

天然モノと養殖モノの違いはズバッといえば「多様性」です。

「なんの?」

それは、その食材が『食べていたもの』が多様なのです。

 

そして、『栄養』について言えば大切なのは『バランス』です。

皆さんも『食品』にはさまざまな『栄養やミネラル』といった『栄養素』が含まれている事はご存知でしょう。

 

そして、これらが『バランスよく摂られる』事が健康に摂っては必須なのです。

『栄養のある食事』とは言いましたが、何かを口にしている以上誰でも『栄養』を摂っています。

問題はその『バランス』です。

 

ミネラルである『ナトリウム』を取りすぎれば『高血圧』や『脱力感』という病気に、カロリーなら『肥満』。

それどころかビタミンcを除くビタミンの多くも過剰摂取をすると『倦怠・脱力』を招き、繰り返して摂ると何らかの病気になります・・・・・・各種ビタミンにも『1日の限界摂取量』という定義があります、多くのビタミン剤には「1日XX錠まで」と書いてあるのは「助言」ではなく『警告』です。

 

そう、大切なのは『多様性(よく言われる『1日30品目』というのはシンプルにその目標を達成する良い基準です)』とその『バランス』なのです。

 

これが『栄養がキチンとある食事』です。

 

栄養素は体内でさまざまな役割をしていますが、『相互にバランスをとるものもあります』たとえば『ナトリウム』と『カリウム』が有名です。

Na=Kの関わり図解、図の説明はリンク先で(でもまあ、見てもわからない気もするんで雰囲気で)

ナトリウムは単体で『体液の濃度をバランスし、体内循環を円滑に進める』という役割があります。

そしてカリウムも『体液濃度のバランスを保ち、筋肉の働きを良くする』という役割があります、しかしカリウムには『過剰なナトリウムを排出する』という役割もあるのです。

『塩(NaCl)』は生命にとって欠かす事の出来ない『栄養』ですが過剰摂取は問題を起こします、そしてその影響を小さくするために人体は『カリウム』を使います(カリウムは野菜類とくに豆やバナナに含まれます)

 

『多様な食生活がもたらすもの』

当たり前ですが、『天然の魚』などは海や川などを泳ぎ、さまざまなものを食べています。

コケ、プランクトン、虫、時には人間の落とした食べ物を食べる事もあるでしょう。

漁港では値段のつかないような『雑魚(小型)』にも本当は十分な価値がある問題は『多様性』だ。

よく、『健康な鶏』という写真で出てくる「庭で放し飼いにされてミミズを突っ突いています」なんていうキャプションがありますが、『何でミミズなんか食ってる鶏のほうが良いんだよ?』と思いませんか?

ええ、別に『ミミズを食べているから良い』という事はまったく無いでしょう。

しかしミミズを食べれば、ミミズが土中から取った栄養、そして土(人間もごぼうを食べれば多かれ少なかれ口に入っているはずです)が摂れます。

 

自由な鶏ならさらに『食べたい』と思えば『草』や『木の実』『人間のえさ』も口にするかもしれません。

 

『養殖食材の問題は「栄養失調」』

最近よく言われるように『食べたものが自分の体を作る』のです。

 

養殖の食材で問題があるものは、人間同様『栄養失調』そして『生活環境が悪い』事が問題です。

 

エサの調達コストを下げるために、単一のエサだけを与えられ、『設置面積』を節約するために身動きが取れないようなケージに入れられるというような状況です。

原材料が『ほとんど小麦だけ(=つまり体内では『糖分』)』で『話題』になったグラコロとオフィス。ちなみに『糖』や『塩』には人間を『麻薬』同様に『中毒』にしてしまう力があることがわかりつつある。

そして栄養失調や運動不足が招く『不健康』をしのぐために『投薬』しているならそれはかなり悪いといえます(でも、考えてみれば現代人みたいだね)。

 

まあ、とはいえ「こういう話題」を細かく追いかけるのは大切な事ではありません、要するに『養殖モノは栄養に偏りがある可能性が高い』そして『薬品を使っている可能性もある』という事実を認識すれば良いだけです。

 

昔『養殖うなぎはカイコ(蚕)臭い』とよく言われていました、これは『養蚕(製絹)』で余ったカイコでうなぎを育てたからです。

 

このように『単品(のエサ)での飼育』が『養殖は不味い』といわれるゆえんでしょう、栄養の種類が偏ってしまうだけでなく、特定の臭いまでついてしまう可能性があるからです。

 

天然モノにももちろんリスクはあります。

自然界にも化学物質はあり(人間が廃棄している分も含めて)、結局の話『完全にクリーン』という事はありえません。

 

『日常的にバランスをとる工夫』

でも、どうでしょう?

まずは『バランス』を摂る事を心がけてはどうですか?

幸い私たちはある程度『自由』な食生活を送る事が出来ます。

 

簡単な事です、まずは日々の『米』や『パン』を減らせば『大きな第一歩』、そしてその代わりに『卵』や『野菜』を摂ればあなたの食生活はほぼ『健康』に近づくはずです。

 

『米』一品目でおなかを一杯にせずに、『米』+『2~3品目』にすれば良いのです。

禁煙同様、これは小さな努力で日々のちょっとした選択(おにぎりを二つから一つにして、かわりにゆで卵を買うような)を繰り返すだけで達成できる事です。

日本伝統の「とろろ昆布に鰹節+醤油」に『お湯』を注すだけのお吸いモノ、これに卵を入れたら『玉吸い』という事になります、飲んだ後にラーメン(寝る前には『塩分』と『糖(麺)』が少し多すぎます)を食べるより健康的かつ経済的。ま!コンビニで買うにしてもスープにして卵くらいは入れたら良いですよ。

 

 


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