リーダーシップ育成の基本は『食』で「個性を活かす」こと(1/2)

野外生活では一般的な会社と違い「定款(ていかん=会社の業務範囲や役割を定めた書面)」はありません。

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【食事】準備から片付けまでの一体の『事』を成す事が重要だ。

究極の目的は「より楽しく生きること」。

それを達成できるなら「何で」「どれだけ」という事はまあ小さなことです。

 

【必要がリーダーシップの母】

野外生活におけるリーダーシップというのはつまり「もっとも純化したリーダーシップ」と言う事ができると思います。

 

(より良い生活のために)達成するべきなのは「衣食住」で特に「食」は毎日やってくるわけです。

 

リーダーシップ(とリーダーシップを理解するメンバー)を作るために重要なのはこの「食」というテーマで「働く」事が最良のフィールドになります。

 

そして「リーダーシップ」を作るコツは『必要とされる』ということ、裏に返せば『多忙』ということです。

今が「戦後」のような状況ならそれを作るのは難しいことではありません、大人も子供も食べるために日々『協働』していたはずです。

【里山】美山かやぶきの里

【里山】美山かやぶきの里、家々に対応した田畑と山があった。

 

【現代では「大きな目標」が必要】

現代では幸せなことに食べるものに事欠くことはありません。

 

市場に行けば食料品も安価に買えてしまいます(実際はそれ自体が大きな意味での「相互協力・役割分担」ですが)。

【創意工夫】市場は創造的で、消費者を満たしてしまうほどの工夫を繰り返している。

【創意工夫】市場は創造的で、消費者が工夫する余地がなくなるほどの工夫がされている、「協働」のためには工夫が必要だ。

経験豊富な人(多くはお母さん)が頑張れば1人で10人分くらいの食事は用意できてしまいます。

レトルト食品などを多用すれば100人でも行けるかもしれません。

 

実際家庭ではそういうことが行われているはずです。

もちろん日常的にはこれもやむ得ないでしょう、しかしこれだけでは「食べる事」の価値は低いままになってしまいます、引いてみれば「生きる」という事が「当たり前のこと」になってしまいます。

 

みんなを動かすには「みんなで協力せざるを得ないような大きな目標」を掲げる必要があります。

 

【割り算は最悪のリーダーシップ】

現代でも「10人で100人分のディナーを用意しよう」となれば協力せざるを得ないでしょう。

【外へ出した】この会では内側でやるとどうしても「台所と食堂」に別れてしまうので、外へとでた。

【外へ出した】屋内でやるとどうしても「台所と食堂」に別れてしまうので、「食卓」を外へと出した。

食料の購買、調理はもちろん、サーブまで含めれば10人居ても完璧には行きません。

大切なのはこの「協力をせざるを得ない」という本当の「必要性」です。

 

逆にダメダメなのは「必要ないけど教育のために一人二枚ずつ皿を洗わせよう」というような事です。

 

これが単にダメなだけでなく『ダメダメ』なのはまず第一に「必要が無い」という事です、お願いするときにあなたの声のトーンや振る舞いは本当に必要な時とはまったく違うはずです。

第二に自分が嫌な事を「これくらいしかできないだろう」と勝手に決め付けてやらせようとしているからです。

 

これを強要されて学ぶことは何でしょう?
「『食事』は面倒だ!」という事ではないでしょうか?

【楽しいところから】もちろん「買い物から」です。

【楽しいところから】もちろん「買い物から」です。

伝えるべきなのは常に「面白さ」です!!

協力してやるなら「食事の支度の面白さ」を最大限に伝えることが最良のリーダーシップ教育になります!!!!!

 

さて、では次回は具体的な「バーベキューパーティ」でリーダーシップを引き出していく方法について考えてみましょう。

 

 


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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